委嘱作品"マーメイド" リベラルアーツへの挑戦!を応援♪
こんにちは!
音楽ブログ レラレ♪
著者のタカギヒナコです^^
今回ご紹介するタカギの作品は
2019年1月27日に大阪で開催された
ピアニスト白石麻奈美さんのピアノリサイタル
リベラルアーツへの挑戦 so many colors vol.1
"ピアノのために"
この演奏会で演奏する、ピアノ曲を作曲して欲しいと
ご依頼を頂き、誕生した作品です!
タイトルは...
"マーメイド"
↑こちらから白石麻奈美さんの"マーメイド"演奏動画が視聴できます♪
動画の演奏は、演奏会当日のリハーサル時に撮影させて頂きました♪
この作品は今回の演奏会のための委嘱として作曲しましたが、
たくさんのピアニストの方に演奏されることを夢見ております!
もしリサイタル等で演奏したい!というピアニストの方がいらっしゃいましたら
是非ご連絡くださいm(_ _)m
リベラルアーツへの挑戦!!
今回の委嘱作品であるマーメイドは
リサイタルの第二部で初演して頂きました!
委嘱作品のテーマを"マーメイド"にしたのは
去年の夏、白石さんとタカギが
に足を運んだ際に、会場内で撮影した写真の中の白石さんが
まるでマーメイド!!
のようだったからなのですが↓
作品では、ピアニスト白石さんを人魚に見立て、
ピアノの鍵盤を端から端まで使い、
音の海を泳ぎ回って頂きました♪
また、アンデルセン童話"マーメイド”の主人公は泡となって消えてしまう運命であることから
泡のように消えていくピアノの"余韻"と
泡がはじけたようなピアノの"打撃音"を
効果的に使うことを意識しました。
その他、リサイタルのプログラムは、
まるでワークショップと融合したかのような"リサイタル"とは一線を画した取り組みがたくさん!
第一部では
音を初めて科学として扱ったピタゴラスについてのお話がありました。
弦を1/2の長さにすると音が1オクターブ高くなり、2/3にすると5度高くなる...
長い時を経て、スカルラッティ、モーツァルト、次のプログラムで演奏されるドビュッシーの音楽
そして、白石さんの音楽に繋がっている....!!!
リサイタル最後は
"ピアノの詩人”と称されたショパンの演奏。
その前に!
白石さんによる詩の朗読がありました。
白石さんが、谷川俊太郎さんの詩の朗読を始めた瞬間、会場の空気がピンッと張り詰めたのが感じ取れました。
私自身、色んな演奏会でショパンの演奏を聴いていますが
ピアニスト本人が詩の朗読後、ショパンを演奏するというのは初めて目にしました。
これが、すごくいい!
演奏者が詩を朗読するスタイル、これからどんどん増えていくのではないでしょうか!?
このように、たくさんの挑戦が詰まったリサイタルは満員御礼!
老若男女たくさんのお客さんの笑顔で溢れていました!
リベラルアーツへの挑戦!第二弾も乞うご期待!!ですね♪
それではまた(^^)ノシ タカギヒナコ
写真撮影協力:タカギの母
前回の記事で紹介した、オリジナル曲ステーション ラプソディin関西、是非ご一聴ください♪
こちらも演奏して頂ける方、大募集中です♪
*1:私たちが昨年の夏に訪れ、作品のテーマがマーメイドとなるきっかけとなった展覧会